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なぜ複合機やコピー機はリースで契約するの?

  • 2015年05月19日
  • 複合機コラム

「事業所に複合機を導入しよう!」と思ったとき、気になるのは支払い方法ですよね。分割、現金一括、リース・・・支払い方法は色々ありますが、複合機の支払いはリースが一般的。ほとんどの会社がリースで複合機やコピー機を契約されています。

さて、リース??という方もいらっしゃると思いますので、今回は複合機の導入で多いリース契約についてご説明したいと思います。

そもそもリースってなに?

簡単に言うと『リース』とは、高額な品物を毎月少ない金額で使えるという契約方法です。高価な物(30万以上)を分割で支払うと考えるとわかりやすいですね。ただ、カード分割とは「しくみ」が違うんです。

『リース』は、『もの』をリース会社が買い取ってお客様へ貸し出すという方式です。契約は販売店とではなく、お客様とリース会社で結ぶことになります。

ちなみに(英語)Lease = 賃貸、借地契約、賃貸借 という意味なので、そのまんまですね。

例えば…
900,000円の複合機を5年使おう!と契約を結んだ場合、※15,000円×60回(5年)となります。そのため毎月15,000円を支払えば複合機を5年間使うことが可能です。この位の金額だと負担が少なく済みますね。

なぜ複合機ってリースが多いの?

複合機の価格はピンキリとは言っても、OA機器の中では比較的高価な相場に属する機器。そのため一括払いよりもリースによる分割での支払いが一般的です。それに複合機を導入するタイミングは、新規開業が多いと思います。

引越し費用に机やオフィス用品など、色々物入りで初期投資は抑えたい…。そんな場合に、月々数千円~2万円以下で使えるリースは魅力的ですね。

また、リースは所有権がリース会社にあるので、経理計算が楽というのも特徴で、固定資産税や減価償却の計算が不要なのも大きなメリットです。

複合機リースのメリット・デメリット5つ

さて、この『リース』にはメリットもありますが、デメリットも勿論あります。

複合機リースのメリット5つ

  1. 所有権はリース会社で動産保険付きなので、災害や破損時はリース会社が保証してくれる。月々少ない金額で使える
  2. 期間終了後、リース会社が引き取るので処分費がかからない(新製品と入替が楽)
    (例えば、耐用年数5年の商品を5年でリースを組めば、機械がダメになるタイミングで新しい機械に交換できる!というコトです)
  3. 料金は固定なので、機械が値上がっても影響は受けません。
  4. 税の申告・納付が不要、全額経費として会計処理が楽。

複合機リースのデメリット5つ

1.リース契約書を書かなくてはいけない(審査が必要。条件によっては連帯保証人を付けなくてはいけない)
2.契約期間が過ぎれば複合機を返却しなければいけない
3.期間満了まで使わないといけない。
※期間内に解約する場合は、残りの月数全てを一括で支払い、さらに解約金を支払うことになります。
(携帯電話の縛り期間、のようなものですね。)
4.動産保険や固定資産税が含まれるので一括で購入するより割高
(これは販売店に価格を相談!)
5.リース会社が所有権を持つので、リース期間が終了しても自分のものにはなりません。
(期間終了後は安い金額で再リースができます)

支払いと契約はどうする?

リースはお客様がリース会社と契約を結びます。リース契約書に会社情報(個人事業主の方は個人情報)や口座番号等をご記入いただきます。(予め与信という信用調査をさせていただきますのでご了承ください)

支払いは月々決まった日に定額が銀行口座より引き落とされます。(初回は2ヶ月(1,2回)分引き落とされますのでご注意ください。)

リース期間終了後は「再リース」といって、年間支払額の1/10を年に1度支払えば、そのまま複合機を使い続けることができます。(例:月々10,000円の契約が終了→年に1回12,000円を支払えばOK)

複合機リースについてのまとめ

正直、リース契約は人・会社・運営形態によってメリット・デメリットがあります。「5年後も今の複合機を使いたいから現金で!」という考えの方も多いですが、そこはやはり日々酷使する消耗品である複合機。

複合機やコピー機の機種選びもそうですが、やはり使用環境や用途などをしっかり把握し、さまざまなプランを踏まえたうえで導入プラン等を検討したいものです。もし複合機のリース導入でご不明な点などがございましたら、弊社窓口までお問合せください。相談無料ですのでお気軽に(^^)