新品の複合機と中古の複合機、選ぶならどっちが良い?
- 2016年05月19日
- 複合機コラム
コピー機や複合機は高額商品であるため、中古機を利用される方も比較的多く、機種も豊富に出回っています。新品の複合機でも中古の複合機でも、使用する用途に合うならもちろん安いほうが良い!というご意見はごもっともです。
しかし、金額だけで決めてしまうのは危険です。中古と新品にはそれぞれメリット・デメリットがございますので、それぞれの特徴をしっかりと把握したうえで導入を決めましょう!
新品の複合機&コピー機の特徴
複合機の機種代は高価ですが、リースでの導入ができます。そしてリース契約になりますので動産保険にも加入でき、万が一のときには安心です。
また新品の方が各部品の寿命が長いため、マイナートラブルが起こる可能性も低く、運用の中での新来世は格段に上です。
運用の中で気になる印刷コストについても、最新機種の方がカウンター単価が安い傾向があるため、多く使うことが前提のご利用環境である場合、新品の方がお得です。
中古の複合機&コピー機の特徴
中古複合機は何らかの理由でどこかで使われたものが販売されています。そのため新品に比べると本体代金が安いですが、導入形態としてリースを組むことができません。(現金一括払いが原則)
本体代金と運用コスト(印刷単価)等がバランスがとれているなら、気軽に導入でき、リース契約ではないので破棄も容易です。
しかし機種選びには注意が必要です。新品ではないため大なり小なり部品が消耗しています。機械である以上、消耗品はつきものですので、どれくらいの期間複合機を使うかによっては修理代がかさむこともございます。
中古複合機は同じ機種でもなぜ値段が違う?
複合機の寿命は、製造年数(古さ)はもちろんですが、どれだけ印刷したかという「カウント数」で判断することをオススメします。
印刷枚数(カウンタ枚数)が少ない場合
部品の消耗も少ない状態です。経年劣化での故障のリスクはありますが、酷使された可能性は低いので壊れにくいです。ただし価格は高め。
目安としては1万枚以下ならば、長く使っていくのに適しています。
印刷枚数(カウンタ枚数)が多い場合
酷使された分だけ部品が消耗しています。主要な消耗部品は交換されている場合もございますが、マイナートラブルがでる可能性は高いです。価格は比較的安価です。
目安として10万枚を超えているものは「使い倒した!」レベルですのでオススメできません。
廃棄や処分の扱いになることが多いです。
複合機の耐用年数は、一般的に製造より6年となっています。(リースも6年までが一般的です)そのため使用できる期間はメーカーがパーツ供給を終了する7年を目安に考えましょう。
5年前の機種であるならば、あと2年はパーツ交換が可能。3年以上使っていきたいなら部品供給が停まる可能性もあるため、新しい機種を選びましょう。
まとめ
初期費用をどの程度抑えるかも大事ですが、先のことを考えてどちらがお得か考えて進めていきましょう。複合機本体は安かったけど、印刷コストも修理パーツも高かった・・・となってはもともこもありません。なので運用していく環境に応じ、失敗しない機種選びが費用を抑える基本であり、鉄則です。